道路から見ればそこには藪があった。
住宅街の一角にあるその藪は、林道沿いに茂る藪の様であり、沢へと下る斜面を覆い隠す藪の様でもあった。
春になれば黄色い山吹の花が咲き、柔らかい新緑の葉が道路に溢れてくる藪がそこにあった。
藪は熊谷守一の庭の生垣だった。
熊谷榧さんに提供して頂いた植栽図や当時の写真資料等を基に晩年の庭の一時期を表した「守一の庭」の再現図面を作成しました。
当館ではこの図面を基に原寸大で庭の構造を再現しています。
樹々が当時のように成長したり、草花が定着するにはまだ時間が必要ですが、ご来館の折りには「守一の庭」も是非ご覧ください。
「守一の庭」再現図



春の風景




夏の風景




秋の風景




冬の風景



